日本製鉄の“架空発注”事件初公判 元社員2人が起訴内容認める

取引先に架空の発注をして現金をだまし取ったとして、日本製鉄の元社員ら3人が逮捕された事件の初公判が4日、開かれました。元社員の2人は起訴内容を認めました。起訴状などによりますと、日本製鉄の社員だった大津隆吉被告(51)と満石隆之被告(44)は、おととしから去年にかけ、取引先だった設備機器会社「東光」の社長・山崎純一被告(80)と共謀して、機械用潤滑油の架空発注を繰り返し、日本製鉄から合わせて916万円あまりを騙し取った罪に問われています。福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、大津被告と満石被告は起訴内容を認めました。山崎被告は代金を受け取ったことを認めたうえで、2人との共謀については否認しました。検察側は、冒頭陳述で、大津被告らが日本製鉄から「東光」への未払い金を補填するために架空の発注を始めたと主張しました。

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