30歳の男がストーカー行為の末、女性を殺害しようと牛刀や手斧を購入、被害者の家付近でそれらを所持していた事件の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと。殺人予備と銃刀法違反の罪に問われている静岡市に住む無職の男(30)は、20代の女性を殺害しようと考え、2026年5月22日、静岡市内のディスカウントストアで刃渡り約18センチの牛刀1本を購入。さらに22日にオンラインストアで長さ約9センチの手斧を購入し、殺人の準備をして、7月4日に被害女性の家の付近でそれらを所持したとされています。 5日に静岡地裁で開かれた初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察は冒頭陳述で男は2025年4月20日に被害者に対するつきまといなどの容疑で逮捕され保釈された後、被害者を殺害したいと考え、牛刀や手斧を購入した。また被害者の家の付近にスマートフォンを設置し、リアルタイムの映像で行動を監視しつつ被害者につきまとい、殺害する機会をうかがっていたと指摘。 さらに供述調書も読み上げられ、男は被害女性から「何度も食事に行くつもりはない」と言われ、殺意を持つようになり「このモヤモヤした感情をなくすには、被害者を殺すしかないと思った」と供述してしていたことや、牛刀や斧で背後から襲おうと計画し、不測の事態のために目に発射する想定で霧吹きに入れたハイターも携帯していたことを明らかにしました。 続いて行われた証人尋問では男の母親が出廷。弁護士から「男から恋愛関係の話があったことはあるのか」と問われると「好きな人ができた。初めて食事に行ったが、緊張して失敗したと言っていた」と語り、「どうすればよかったと思っているか」と問われると「恋愛の相談があった時にもっとちゃんと話して、ちゃんと聞いてあげればよかった」と涙ながらに語りました。男の今後については、「やったことは許せないが、治療が必要ならば治療をさせ、遠くに引っ越して面倒をみたい」と証言しました。 次回の裁判は12月8日に被告人質問から行われ、結審する予定です。