マカオ治安警察局は11月4日、マカオ半島の中心部に位置する殷皇子大馬路でスリを行ったとしてモンゴル人の男女2人(いずれも40代)を逮捕したと発表。 前月(10月)28日午後、インバウンド旅客の男性から「殷皇子大馬路を歩いている途中、ショルダーバッグが何者かに開けらたのに気づいて中身を確認したところ、現金入りの財布が盗られていた」とする通報が寄せられたとのこと。被害報告額は約5850パタカ(日本円換算:約11.5万円)。 通報を受け、同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して捜査を進め、容疑者の男女2人を特定。29日にマカオ半島の北区にあるホテル客室内で2人の逮捕に成功するとともに、被害者の財布を発見。 同局の調べに対し、男がスリ行為を認めた上、財布の中に入っていた現金の一部をホテル宿泊費に充てたなどと供述したという。この男女2人は役割分担をしてスリを行っていたことも明らかになり、同局では2人揃って刑法第197条「窃盗罪」で検察院送致するとした。 現場付近は昼夜問わず人通りの多い、マカオ有数の繁華街のひとつ。マカオでは、観光名所周辺やバスの車内といった人混みでスリ被害がしばしば発生しており、警察が重ねて注意喚起を行っている。