県内企業数社が2025年3月、ボイスフィッシング詐欺で総額約9億円をだまし取られた不正送金事件で、不正送金用の口座を開設したとして天童市に住むベトナム国籍の20代の男が詐欺の疑いで、6日逮捕されました。この事件は2025年3月10日、山形銀行をかたる不審な自動音声の電話が県内企業にかかってきて、偽のサイトに誘導され、IDやパスワードを聞きだされるなどして現金がだましとられ、被害総額は9億1200万円あまりに上っていました。事件に関連し、警察は6日午前8時40分ごろ不正送金された金の2次送金先として使用された口座を不正に開設したとしてベトナム国籍で、天童市長岡北4丁目の無職ホー・ディン・サン容疑者(27)を詐欺の疑いで逮捕しました。警察の調べによりますと、ホー容疑者は別の人物と共謀の上、2024年の11月27日に、他人に売り渡す目的であることを隠して金融機関で普通預金口座の開設を申し込み、12月5日にキャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。警察は、犯人グループの全容解明に向けてさらに、調べを進めています。