石川県警は7日、福井県あわら市の山林から女性の遺体が見つかったと発表した。監禁容疑で逮捕した男(49)が女性を殺害し、死体を遺棄したと供述したため、捜索して発見した。県警は殺人と死体遺棄容疑でも調べを進める。 白山署によると、男は広島市安佐南区川内6丁目の無職宇都宮孝司容疑者(49)。直接の容疑は10月30日午前5時15分ごろ~午後2時30分ごろ、自身の車に石川県内の20代の女性を監禁したというもの。「車には乗せたが、無理やり乗せたわけではない」と供述している。 宇都宮容疑者は県警に「女性を殺害し、山に遺棄した」と供述。県警が約60人で7日朝から捜索を開始し、午前10時20分ごろ、福井県あわら市の山中で女性の遺体を発見した。着衣の乱れはなかった。県警は遺体がこの女性とみて、8日に司法解剖して身元の確認を進める。 5日夜に女性の両親から「連絡がとれない」と相談があり、県警が捜査を開始。防犯カメラの映像などから宇都宮容疑者が浮上。捜査協力した広島県警が広島市内で見つけ、市内の署に任意同行し、6日夜、石川県警の捜査員が逮捕した。 7月28日夜には県警本部にこの女性から「交際相手と関係を絶ちたい」と県警本部に電話で相談があり、白山署員が訪問。「何か動きがあれば110番通報を」と伝えていたという。 県警はこの交際相手が宇都宮容疑者で、二人の間に何らかのトラブルあったとみて、調べている。(築島稔)