石川県内の20代女性を車で連れ回したとして、白山署と県警捜査1課は7日、監禁の疑いで、広島市の無職の男(49)を逮捕したと発表した。逮捕は6日付。署によると、容疑者は「女性を殺害し、山に遺棄した」との趣旨の供述をしており、7日、あわら市内の山林でこの女性とみられる遺体が見つかった。署は殺人と死体遺棄容疑の適用も視野に調べる。 捜査班によると、2人は交際していたとみられ、何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めている。男はかつて石川県内に居住していたとみられる。 11月5日、女性の両親が警察に「娘と連絡が取れない」と相談。6日正午ごろ、広島市内にいた容疑者を確保し、午後8時46分、石川県警の捜査員が逮捕した。署によると、防犯カメラの映像などを解析し、容疑者を特定した。 県警は7日、容疑者の供述に基づき、午前9時半ごろ、約60人態勢で女性の捜索を開始。あわら市内の山林を探し、同10時20分ごろに遺体を発見した。遺棄された状態などから、不明となっている女性とみて、司法解剖して身元や死因の特定を急ぐ。 7月下旬、女性から県警本部に「交際相手と関係を絶ちたい」と相談があった。 逮捕容疑は10月30日午前5時15分ごろ〜午後2時半ごろ、軽乗用車に女性を乗せ、野々市市から小松市を走行し、監禁した疑い。容疑者は調べに対し、「車には乗せたが、無理やり乗せたわけではない」と容疑を一部否認している。 白山署は8日、宇都宮容疑者を金沢地検に送致し、経緯や動機などを詳しく調べる。