沖縄に移り住み10年間、オスプレイの墜落、辺野古の米軍基地建設、石垣島、与那国島の自衛隊基地など、現場へ通い、カメラを回し続けてきたジャーナリストの猪股東吾氏。そのひとつの集大成となる初監督ドキュメンタリー映画『私がまだ知らない沖縄』がポレポレ東中野はじめ全国で公開中だ。それを記念し、ミュージシャンの奇妙礼太郎氏を迎えた特別対談が実現した。理不尽な基地問題に直面しながらも、生身の人間として対話と抵抗を諦めない沖縄の現場の姿を映画で描いた猪股氏に、映画を観た感想と、今の日本に対する違和感を独特の表現で語る奇妙氏。沖縄に象徴される社会の息苦しさと、それをきちんと知ることから始まる希望について語り合う。