「被害届出せなかった」殺人容疑で再逮捕も…“宮城遺棄事件”被害女性元カレが漏らす「警察への不満」

宮城県栗原市の山中で東京都練馬区のアルバイト・室賀真歩さん(当時25)の遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は10月28日、同居していた交際相手のバー経営、三浦拓也容疑者(36)を殺人容疑で再逮捕した。すでに死体遺棄罪で起訴している。再逮捕容疑は今年9月28日未明、東京都練馬区中村南の自宅アパートで、同居していた室賀さんの首を圧迫し、窒息死させたというものだ。捜査関係者によると、2人は昨年夏、中野区・沼袋駅前にある三浦容疑者経営のバーで客と店主として知り合い、同年9月ごろから練馬区のアパートで同居を始めていた。しかし、今年3月以降、双方から「口論になった」「殴られた」といった110番通報や警察への相談が計4回寄せられるなど、交際を巡るトラブルが続いていたとみられる。事件発覚の端緒は、室賀さんの母親からの相談だった。室賀さんは9月27日夜に母親とメッセージをやり取りしたのを最後に連絡が取れなくなり、心配した母親が同30日に警視庁へ相談。その後の防犯カメラ解析などの捜査から、三浦容疑者が9月28日午前7時40分ごろ、車で自宅アパートを出て宮城県方面へ向かっていたことが判明した。そして10月4日、自宅から約400キロ離れた宮城県栗原市の花山湖周辺の山中で、室賀さんの遺体が発見された。遺体は服を着たままの状態で、肩から頭にかけてビニール袋がかぶせられていたという。警視庁は翌5日に死体遺棄容疑で三浦容疑者を逮捕し、司法解剖の結果や足取りの裏付けを進め、今回の殺人容疑での再逮捕に踏み切った。室賀さんは事件の約2ヵ月前、首を絞められるなどの暴行を受けていたことを周囲に訴えていた。室賀さんの元交際相手であり、破局後も友人としてLINEで連絡を取り合っていた30代男性が、生前のやり取りを明かす。「彼女はもともと名古屋から私を追って上京してきたのですが、お酒のトラブルなどで関係がぎくしゃくしていた昨年10月ごろ、『近所のバーの店員と恋人関係になりたいから別れたい』と切り出されました。その相手が三浦容疑者でした。ただ、交際を始めてからもちょくちょく喧嘩やDVの相談が来ていて、特にひどかったのが今年7月20日ごろのLINEでしたね」(元交際相手の30代男性)当時、室賀さんから男性に送られたLINEには、顔面が腫れ上がった写真とともに、暴行を受けた経緯が綴られていた。朝の6時から8時過ぎにかけて三浦容疑者のバーで口論となり、顔面を殴られて鼻骨を骨折したという。〈愛想つかして指輪投げたら、鼻折られたわ〉〈ここまでやってしまったし殺すって言われて首絞められた〉〈本当は現行犯で捕まえてもらいたかったんだけどね……携帯取られてたし、美容外科行ったりで〉さらに別の日のやり取りでは、〈支払い飛びたいし〉〈100万くらい使ったの飛びたい〉と、三浦容疑者のクレジットカードを巡る金銭トラブルを抱えながら別れようとしていた様子も残されていた。

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