フィリピンを拠点としたいわゆる“ルフィグループ”のかけ子とみられる日本人の男が20日、現地当局に身柄を拘束されました。 フィリピンの現地当局によりますと、附田悠平容疑者(28)は20日、マニラ近郊で身柄を拘束されました。 附田容疑者は仲間と共謀し、警察官を装って被害者から8枚以上のキャッシュカードを盗んだとして、日本で逮捕状が出ていました。盗まれたキャッシュカードを使って70万円以上の現金が引き出されていたということです。 捜査関係者によりますと、附田容疑者はフィリピンを拠点に特殊詐欺を繰り返したいわゆる“ルフィグループ”のメンバーで、電話をかけて被害者をだます「かけ子」だったとみられています。附田容疑者は今後、日本に強制送還される見通しです。