申告したら金を減らされる」。愛媛県新居浜市で約1年間に渡り、収入がないとウソを申告し生活保護費を不正に受けとっていた疑いで、当時市内に住んでいた男が22日に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区に住む無職の男(49)です。 警察の調べによりますと男は新居浜市に住んでいた2021年3月までの1年間、仕事の給料や保険の還付金などで約50万円あった収入を「ない」と市に申告し、生活保護費約117万円をだましとった疑いがもたれています。 警察は新居浜市の生活福祉課から被害届を受けて捜査していました。 男は取り調べに「申告したら金を減らされるから、申告していませんでした」と容疑を認めています。 警察は当時の生活の状況や余罪の有無などを調べています。