宮城県塩釜市で、生後間もない赤ちゃんを雪に埋めて殺害したとして逮捕された24歳の母親の身柄が222日、仙台地検に送られました。 赤ちゃんは雪の中に1時間程度埋まっていたとみられます。 仙台地検に送られたのは塩釜市北浜の派遣社員・佐藤つなみ容疑者(24)。 警察によりますと佐藤容疑者は今月11日朝、自宅で自身が出産したばかりの女の赤ちゃんを自宅近くの雪の中に埋めて、殺害した疑いが持たれています。 事件当日は0℃前後と冷え込みが厳しい日でしたが、警察によりますと、薄着の状態で自宅前に居た佐藤容疑者を近くの住民が不審に思い110番通報したということです。 佐藤容疑者は調べに対し、「雪の中に隠したことは間違いないがパニックになって当時はそこまで考えられなかった」と、殺意については否認しているということです。 警察などによりますと、赤ちゃんは警察が通報を受けた午前7時ごろから発見されるまで1時間程度、雪の中に埋まっていたとみられます。 警察は、佐藤容疑者が同居する家族に知らせずにひとりで出産したとみていて詳しい動機などについて調べています。