9月、北海道旭川市で、16歳の男子高校生を殴りけがをさせたとして、旭川市に住む15歳の男子中学生と、16歳の男子高校生が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、旭川市に住む15歳の男子中学生と16歳の男子高校生です。 少年2人は9月26日午後10時ごろから27日午前10時40分ごろまでの間、JR旭川駅の南広場などで、面識のない16歳の男子高校生の顔面を複数回殴打した疑いがもたれています。 殴られた男子高校生は顔面を打撲する軽傷です。 警察によりますと、殴られた男子高校生が事件後に親と一緒に警察署に被害を申告したことで事件が発覚しました。 警察は目撃情報などから少年2人の犯行を特定し、15歳の男子中学生を9月27日に、10月7日に16歳の男子高校生を逮捕しました。 警察の取り調べに対し、15歳の男子中学生は「初対面なのに生意気な態度に腹が立ってやりました」と話し、16歳の男子高校生は「逮捕された事実については間違いありません」とそれぞれ容疑を認めているということです。 少年2人と、殴られた男子高校生はそれぞれ別のグループで駅周辺に集まっていたということで、警察は何らかのトラブルがあったとみて事件のいきさつを調べています。