俳優の広瀬すずが主演を務める、TBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(毎週金曜 後10:00)が24日にスタートする。主演の広瀬すずを囲むキャスト17人を一挙に紹介する。 広瀬すずが演じる山下心麦は、早くに母を亡くして以来、元警察官の父と2人きりで慎ましく生きてきた大学生。どんなときも自分を信じてくれた心優しい父と、2人で屋台のラーメンを食べることにささやかな幸せを感じている純真な性格の持ち主。そんな心麦に父との突然の別れが訪れてしまう。犯人として早々に逮捕された人物は、父が22年前に東賀山事件の犯人として逮捕した人物の一人息子だった。しかし、父が心麦に最後に遺した手紙に記されていたのは、犯人に関する予想だにしないある言葉で…。愛する父はなぜ殺されてしまったのか。徐々に明かされていく知らない事実に苦悩しながら、真実に向かって突き進んでいく。 松山ケンイチが演じる松風義輝は、心麦とバディを組み、事件の真相を追う弁護士。刑事事件の弁護人として日々真摯に事件と向き合っている。理屈っぽく余計なひと言が多いくせ者だが、見て見ぬ振りができない世話焼きな一面もある。そんな松風のもとへ「遺された手紙に松風の名前があった」という理由で突然心麦が依頼にやってくる。松風は、面識も接点もない心麦の父がなぜ自分の名前を手紙に残したのかと不審に思いながらも、一途に父を信じる心麦を見て、協力することを決意する。 森崎ウィンが演じる波佐見幸信は、弁護士。松風の小学生時代からの幼馴染で、理屈っぽく友人も少なかった松風の“陰”の部分を明るく照らして支えてきた一番の理解者。残酷な真実に直面して心細さを抱える心麦のことも、穏やかな空気感で和ませ、支えていく。 瀧内公美が演じる阿南由紀は、重大事件を警察の捜査本部とともに捜査する検察庁“本部係”の検事。優秀で効率重視、時に「警察は無能」とも言い放つ容赦のない人物。春生の放火殺人事件も担当しており、調べを進める中で心麦とも関わっていく。 絃瀬聡一が演じる秋貞隆雄は、捜査一課の刑事。赤沢の部下として常に行動をともにし、春生の放火殺人事件も担当する。赤沢に認められたい一心で手足となって働いており、若手ながら赤沢の信頼を得る。 野村康太が演じる赤沢守は、赤沢正・京子夫妻の息子。父と同じ警察官だが、どこか冷めた目線から警察組織を批判する今時の価値観の持ち主。心麦のことは幼い頃から知っており、昔は家族ぐるみで行事ごとを一緒に過ごしていたが、最近はご無沙汰気味。 清乃あさ姫が演じるありさは、心麦の小学校時代からの友人で、同じ大学の法学部に通う学生。春生のことも昔から知っており、春生の死を機に学校を休学する心麦のことも気にかける。実は人知れず、ある後悔を抱えている。