長野駅前で3人が殺傷された事件で、長野県警はさきほど、46歳の男を殺人未遂容疑で逮捕したと発表しました。 逮捕されたのは、長野市の矢口雄資(やぐち・ゆうすけ)容疑者(46)です。矢口容疑者は1月22日午後8時過ぎ、JR長野駅前の歩道上で46歳の女性に殺意を持って、背中を包丁のようなものを突き刺すなどして、ケガを負わせ、殺害しようとした疑いがもたれています。矢口容疑者は黙秘しているということです。 矢口容疑者は、事件の1時間ほど前から駅周辺の複数の防犯カメラに映っていて、警察は下見をして犯行の機会をうかがっていた可能性があるとみて、事件20分前に駅前で撮影された画像などを公開し、情報提供を求めて捜査していました。捜査本部は、防犯カメラのリレー捜査が重要な効果があった、報道やフリーダイヤルの情報提供呼び掛けで、情報が多くあったなどと話しています。