日産の暗闘史が示す「2度目の身売り」の背景

昨年末に発表された、ホンダと日産自動車の経営統合計画。背景にあるのが、自動車業界全体に通底する強烈な危機感だ。『週刊東洋経済』2月1日号の第1特集は「自動車 大再編時代」だ。国内メーカーの合従連衡の動きのほか、中国勢が攪乱する世界市場の最新動向など、自動車業界の最前線を追った。 日産自動車とホンダが経営統合すれば、ホンダによる日産救済の一面があることは否定できない。日産からすれば1999年の経営危機時の仏ルノーによる資本参加以来の、「2度目の身売り」といえる状況だ。

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