兵庫県警サイバーセンターは27日、X(旧ツイッター)の公式アカウントで、交流サイト(SNS)への書き込みに対する適切な判断を改めて訴える投稿をした。サイバー企画課によると、ネット空間での誹謗中傷が問題になっていることを受けての対応という。 SNSに投稿した経験があったり、これから投稿しようと考えたりしている幅広いユーザーを念頭に呼びかけた。誰かを傷つけないか、書き込みが勘違いされないか、一生残ってもいいのか-といった具体的な指摘を列挙した上で「その責任をあなたは負えますか」と問いかけている。 県警は、前県議竹内英明氏(50)が亡くなった直後にSNSなどで拡散した「県警が(竹内氏を)逮捕する予定だった」という趣旨の情報を県議会という公の場で否定。その後、県警のXの公式アカウントで、根拠のない誹謗中傷をやめるよう訴える投稿をするなど、注意喚起の発信を続けている。