蒔田彩珠、ドラマ「御上先生」で光る存在感「いいキャラしてる、相談したくなっちゃう」

松坂桃李が主演を務め、蒔田彩珠が出演するTBS系日曜劇場『御上先生』の第2話が1月26日に放送された。富永蒼を演じる蒔田彩珠についてSNS上で反響を集めた。(ネタバレあり) 主演の松坂桃李が演じる御上孝(みかみ・たかし)が、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚に。だが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身にけるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかりを考えている。さらには子供たちが未来を夢見る教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づいていく。 そんな中、御上は新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられる。実質、エリート官僚にくだされた左遷人事・・・しかし御上は、制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。 制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。 蒔田彩珠が演じる富永蒼は明るく自由で、細かいことは気にしないサバサバした性格。神崎とは幼馴染で、危なっかしい神崎をどこか心配している。誰とでもフラットに接する、悩んでいる生徒は放って置けないタイプ。 日曜劇場『御上先生』の第2話では、富永蒼を演じる蒔田彩珠についてSNSでは、「富永ちゃんいいキャラしてる、相談したくなっちゃう」、「富永さんの存在が大きい」、「生徒みんないい雰囲気だけど、やっぱ蒔田彩珠ちゃん頭一個抜けて上手いよなぁ」といったコメントが上がり、反響を集めた。 ■第2話:1月26日放送(ネタバレあり) 御上が文科省の天下り斡旋の責任を取って隣徳学園に赴任してきたと噂になるが、御上はそのようなことはやっておらず、誰かの罪を被せられたという事実を知った生徒たち。 「担任替わらないのかな」などと生徒たちが話している中、「人の人生なんだと思ってるんですかって話だよ」と御上を否定している冬木に富永は「あそこまで言われて、気になるのそこ?」「なんで辞めさせられたのは女性だったのかって聞かれて、なんにも言い返せなかったのはみんないっしょでしょ。ちょっとは考えようよ。言われたことの意味。」と、中立的な立場にいる富永。 「真のエリートが人間性まで含むなら、あいつが一番ダメだろ。」という冬木の言葉を聞きながら教室に入ってくる御上。「ぼくは自分がエリートだなんて言ってないよ」「一緒に目指してみない?」という御上だが、富永と次元は目を合わせ笑いをかみ殺す。 生徒たちが帰宅していく中、廊下で次元と神崎が話しているところに「神崎、昨日、どこ行ったの」と割り込んでくる富永。「なんだかんだと気にしてんでしょ~オカミに言われたこと」と神崎をつつく富永。絡んでくる2人に「うるせえよ」と言って去っていく神崎を面白そうな様子で見つめる富永。 そんなある日、国家公務員採用試験会場での事件についてネットニュースをみて噂する生徒たち。思いつめた顔で席にいる神崎。そこに御上と是枝が入って来て、校門で記者らが集まっていた騒動について説明する是枝。 国家公務員採用試験会場であった殺人事件で現行犯逮捕された容疑者は、去年隣徳を辞めた冴島先生の子供だという想像もしてなかった事実に驚く生徒たち。神崎が隣徳新聞で冴島先生の不倫の記事を出したことについて話し合う生徒たち。「神崎はどう思うわけ?」と神崎に投げかける次元に対して、「…別に」という神崎の言葉にザワつく生徒たち。 今までいろんな人の意見を聞いていた富永は神崎に対して「ほんとうに思ってる?『別に』って。思ってないよね」「わたしならこのタイミングで気の利いたことなんて言えない」と言うが、神崎は沈黙のまま。そこで『ハゲワシと少女』という一枚の写真を出す御上。それきっかけに神崎が意見を言い始める。それを聞いた富永は「ほら、やっぱり『別に』、じゃなかったじゃん」御上は「ありがとう。いい意見交換でした」といい、授業が終わる。 そして、教室移動のために歩いていると東雲が思いつめた表情で追ってきて富永に「聞いてほしい話があるの。時間取ってもらえる?」と相談する東雲に、「聞いてほしい話があるの、って言われるの好物なんで大歓迎」と明るく振舞う富永。東雲の相談したいこととは・・・。 そして、富永は人混みの中を逆走するかのように家に帰っていく・・・。

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