去年８月、恵那市の８０代女性から現金１３５万円をだまし取ったとして、２２歳の男が２９日、逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の男（２２）です。 警察によりますと、男は去年８月１日午前９時ごろ、仲間と共謀して恵那市の８０代女性の自宅に息子を装って電話をかけ、「税務署に申告漏れがあり、７００万円が必要になった。代理人に取りに行かせる」などとうそを言って現金１３５万円をだまし取った疑いが持たれています。 現金を渡した後に女性が息子に確認してうそであることが分かり、２日に警察に相談しました。 男は、代理人として女性の自宅付近で現金を受け取る「受け子」の役割を担ったとされています。 調べに対し、容疑を否認しています。