不正に入手した他人名義の通帳から現金を引き出すなどしたとして、兵庫県警飾磨署は30日、窃盗と窃盗未遂の疑いで、神戸市中央区の会社員の男(23)を逮捕した。調べに対し「間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年7月22~24日までの間、神戸市や西宮市内の郵便局のATMで、不正に入手した神戸市内の高齢女性の通帳を使い、3回にわたり現金計150万円を引き出した疑い。 男は同25日にも姫路市内の郵便局で現金を引き出そうとしたが、口座が凍結されていたため、警報が作動して立ち去ったという。その後防犯カメラの映像などから男を特定した。 同署の調べに対し「引き出したお金はキャバクラに使った」などと話しているという。