元理事長が逮捕された背任事件を受け、東京女子医科大学への2024年度の私学助成金が全額不交付となる見通しであることが分かりました。 私学助成金は、文科省が外郭団体の日本私立学校振興・共済事業団を通じて間接的に補助するもので、学生数や教員数などを基に算定されます。 東京女子医大について、文科省の外郭団体は岩本絹子元理事長が逮捕されたことなどを受けて、2024年度の私学助成金を全額不交付にする方針を固めたことが分かりました。 2023年度、東京女子医大には約20億円の助成金が交付されていました。 また2024年、重量挙げ部などで幹部が部員から不正に授業料などを徴収していた問題が発覚した日本大学については、4年連続で助成金を不交付にする方針です。