雨どい登り船橋の住宅侵入 空き巣容疑で34歳逮捕 千葉県内で同様手口30件、関連か

一戸建て住宅の雨どいを登り2階のベランダから侵入したなどとして、千葉県警は30日、住居侵入と窃盗未遂(空き巣)の疑いで住所不定、無職の男(34)を逮捕したと発表した。県内で同様の手口が30件ほど確認されていて、県警は容疑者との関連を調べる。 逮捕容疑は昨年9月10日午前11時10分ごろ、船橋市の住宅に侵入し、金品を盗もうとした疑い。 県警捜査3課によると、容疑を認め「生活費や遊ぶ金欲しさでやった」と供述している。容疑者は2階のベランダまで雨どいを登り、レスキューハンマーで窓ガラスを割って侵入したという。金品は見つけられなかったとみられ、盗まれた物はなかった。 同日午後7時5分ごろ、住人が「2階の窓ガラスが割られ、室内が物色されている」と110番通報した。防犯カメラの捜査で容疑者が浮上し、行方を追っていたところ、他県警に窃盗容疑で逮捕されていることが分かったという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名)

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