ジャンポケ斉藤氏「書類送検」で“加熱報道” 弁護士「十分えん罪のリスクはある」と指摘するワケ

お笑いトリオ「ジャングルポケット」のメンバーだった斉藤慎二氏が今年7月、東京都新宿区の路上に止まっていたテレビ番組の撮影に使うロケバスの中で、20代女性に性的暴行を加えた容疑で、今月7日に書類送検された。 斉藤氏は警察の捜査に対し容疑を認めて「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」と話しているというが、斉藤氏の妻である瀬戸サオリさんは報道内容が一部事実と異なるとして、個人のインスタグラムを更新、反論している。 事件発覚から現在まで、斉藤氏について性依存症の可能性、多額の借金問題などの報道もなされている。また、斉藤氏からロケバス内で被害を受けた女性も弁護士を通じてコメントを発表。報道直後から引き続き「被害者探し」も行われ、セカンドレイプにつながりかねない状況となっている。 一連の加熱ともいえる報道は点としての情報だが、線となる事件の詳細については現時点では明らかになっていない。 刑事事件に多く対応する杉山大介弁護士は、こうした過熱報道について、「袴田事件でいい加減懲りないんですか?」と冷静な目で見るべきだと話す。

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