1月30日朝、新潟県上越市内の県道で普通乗用車を無免許運転し、2台の車両に衝突する事故を起こしたうえ、1人に軽傷を負わせて現場から逃走した疑いで20歳男が逮捕されました。逮捕のきっかけは現場に残っていたナンバープレートでした。 無免許過失運転致傷、道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、上越市に住む建設作業員の男(20)です。 男は、1月30日午前7時半すぎ、上越市石橋二丁目の片側2車線の県道で、無免許で車を運転中、対向車線で信号待ちをしていた車に男の車がスリップして衝突。衝突された車がその弾みでさらにその隣にいた車にも玉突きで衝突しました。先に衝突した車の運転手が首に全治1週間のケガをしましたが、救護措置をとらずに現場から逃走した疑いがもたれています。 事故は「大分ナンバーの車にぶつけられた」と110番通報があり、発覚。男は逃げる際、ナンバープレートを落として逃げたため、そのナンバープレートを元に捜査し、逮捕に至りました。 男は去年5月に交通違反で免許取り消しになっていて、事故を起こした車は本人のものではなかったということです。 警察の調べに対し、男は「無免許運転で交通事故を起こしたのは間違いない。無免許運転の発覚を免れるため逃走した」と容疑を認めています。 警察は事故の詳しい原因などを調べています