「事件を重く受け止めている」赤ちゃん殺人事件で宮城県が社会福祉審議会による再発防止の調査検討 宮城・塩釜市

1月、宮城県塩釜市で、自分が出産した女の赤ちゃんを雪に埋めて殺害したとして母親が逮捕された事件から2週間です。その後の取材で、県が児童福祉法などに基づき弁護士や大学教授などによる再発防止のための調査を検討していることが新たにわかりました。 この事件は、1月11日の朝、自宅で出産した生後間もない女の赤ちゃんを自宅から20メートルほど離れた屋外で雪に埋めて殺害した疑いで塩釜市北浜2丁目の派遣社員・佐藤つなみ容疑者(24)が逮捕・送検されたものです。 その後の取材で、県がこの事件について児童福祉法と児童虐待防止法に基づき社会福祉審議会による再発防止のための調査を検討していることが新たにわかりました。調査は弁護士と大学教授、医師の5人で作る部会と県の事務局により実施され、裁判の傍聴や関係機関への聞き取りのあと、再発防止に向けた提言と国への報告書を取りまとめることになります。 県の担当課は「事件を重く受け止めている」として、情報が集まり次第調査を始めたいとしています。

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