タイを拠点とした特殊詐欺グループとみられる日本人の男5人が強制送還されました。 この後、警察が逮捕する方針です。 5日、タイから強制送還された畠中一(はたなか・はじめ)容疑者(40)と鵜飼孝之(うかい・たかゆき)容疑者(42)ら5人は、去年12月、人気リゾート地パタヤの住宅で現地当局に拘束されました。 住宅からは特殊詐欺のマニュアルとみられるものが見つかっていて、捜査関係者によりますと、5人には詐欺などの疑いで逮捕状が出ているということです。 このグループによる被害者の数は20万人にのぼるとみられ、警察は5人を逮捕し、グループの実態解明を進める方針です。