先月、成田空港でおよそ16キロ、8000万円相当の大麻をスーツケースに隠して密輸しようとしたとして、スペイン国籍の男が逮捕されました。 東京税関によりますと、スペイン国籍のケサダ・ラオ・カルロス容疑者は先月20日、タイから成田空港に入国した際、大麻をスーツケースに隠して密輸しようとした疑いが持たれています。 摘発された大麻はおよそ16キロ、末端価格で8000万円で、スーツケースいっぱいに詰め込まれていたということです。 麻薬探知犬の「モモタロウ」が大麻のにおいに気づいたことがきっかけで摘発に至りました。 ケサダ・ラオ容疑者は調べに対し容疑を認め、「自分で使用するためと、東京のバーやクラブで誰かに売ろうとした」と話しているということです。