不正に発券された新幹線チケットを買い取ったとして摘発された金券ショップが、買い取ったチケットを競合店より1割ほど安い値段で販売していたことが分かりました。 逮捕された金券ショップ「キャビン」の営業部長木許志郎容疑者(53)と店の責任者松村誠之容疑者(45)は去年4月、すでに起訴されている大阪にある系列店の元店長の男(61)から他人名義のクレジットカードで不正に発券された新幹線チケット100枚を正規価格より3割以上安い値段で買い取った疑いがもたれています。 警察によりますと、木許容疑者らの店舗では買い取ったチケットを周囲の競合店より1割ほど安い値段で販売していたということです。 木許容疑者は容疑を否認していますが、警察は会社が組織的に関与していたとみて捜査しています。