詐欺で得た電子マネーの権利を受け取り、その対価として暗号資産を送ることで犯罪による収益を隠す「マネーロンダリング」をしたとして、男2人が逮捕されました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕・送検されたのは静岡県三島市の会社員・松尾明容疑者(26)と兵庫県宝塚市の自称トレーダー・島和駿容疑者(25)です。 2人はおととし11月、氏名不詳の何者かが北見市内に住む20代の男性から架空請求詐欺で得た26万円相当の電子マネーの利用権を受け取り、その対価として暗号資産を送ることで犯罪収益を隠した疑いが持たれています。 架空請求詐欺の被害にあった男性から通報を受けた警察が捜査する中で、2人のマネーロンダリングが浮上したということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。