9月に熊本市で妻の頭を包丁で切り付けたとして逮捕されていた男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 不起訴処分となったのは、熊本市東区に住む36歳の男性です。 警察によりますと、男性は、9月18日の午後6時半ごろ自宅で、妻(38)の頭を包丁で切り付けたとして、傷害の疑いで現行犯逮捕されていました。 妻は頭に切り傷を負ったものの、軽傷だったということです。 男性は逮捕された当時、警察の調べに対して、「妻の頭に包丁をあてた。置いたことは間違いないが、けがをさせようとは思っていなかった」と容疑を一部否認していました。 熊本地検は10月10日付で男性を不起訴処分としましたが、不起訴の理由については「回答を差し控える」としています。