北海道南部の八雲町で許可を受けずに毛ガニを取っていたとして、密漁の疑いで72歳の漁師の男ら親子3人が11日までに逮捕・送検されました。 これが、押収された毛ガニ、245匹に上ります。 11日までに逮捕・送検されたのはいずれも八雲町の漁師、舘岡光則容疑者72歳と娘の都子容疑者39歳、そして息子の竜則容疑者37歳の親子3人です。 3人は9日午後7時すぎ、八雲町の落部漁港で、許可を受けていないにもかかわらず、所有する漁船の中に毛ガニ245匹、金額にして20万円から40万円相当を所持していた疑いが持たれています。 海上保安庁によりますと3人は、エビかご漁の許可しかなく調べに対し「密漁したカニを持っていたのは間違いない」と容疑をおおむね認めているということです。