切断された男性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された男によく似た人物が、男性のキャッシュカードを使い、2カ所で現金を引き出していたことが分かりました。 大阪市中央区の無職・大木滉斗容疑者(28)は去年12月、東大阪市で切断された男性の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 遺体は国土交通省に勤める神岡孝充さん(52)で、神岡さんは大木容疑者と同じマンションに住んでいて、去年12月28日ごろに死亡したとみられています。 捜査関係者によると1月、大木容疑者とよく似た男が大阪市内のコンビニで、神岡さんのキャッシュカードで50万円を引き出していたほか、その後、京都市内のコンビニでも現金を引き出す様子が防犯カメラに映っていたことが分かりました。 また、大木容疑者は2月2日、和歌山県白浜町の三段壁で見つかりましたが、前日に近くのホテルに滞在していたとみられるということです。 調べに対し大木容疑者は容疑を認めていて、警察は2人の関係性や動機などを調べています。