酔った状態を介抱してくれた、通りすがりの女性の体を触った疑いで、札幌市東区の会社員の男(33)が不同意わいせつの疑いで逮捕されました。 男は去年11月26日午後11時30分ごろ、札幌市東区の札幌市営地下鉄東豊線・環状通東駅の出入り口付近で、20代の女性の体を触った疑いが持たれています。 警察によりますと2人に面識はなく、当時帰宅途中だった女性は、駅の周辺で泥酔し体調を悪そうにする男を目撃。男に声を掛けて介抱し、立ち去ろうとした際に突然、体を触られていました。 その後女性自ら「男に体を触られた」などと警察署へ通報していて、警察官が現場に駆け付けた時には男はすでに逃走していました。 警察は女性から事情を聴いたうえで、逃げた男の特徴として「髪型が七三分けの30~35歳くらいで上下黒い服装の男」と発表し行方を追っていました。 事件から約2か月以上経過した2025年2月7日、防犯カメラの映像などをもとに男を特定し逮捕しました。調べに男は「思い出せません」などと容疑を否認しています。