女湯の脱衣所に侵入した疑い、警官を逮捕 原発警備で福島に派遣中に

東京電力福島第一原発事故にともなう原発警備で派遣されている中、宿泊先のホテルで女湯の脱衣所に侵入したとして、福島県警は8日、北海道警機動隊巡査、千葉俊輔容疑者(24)を建造物侵入容疑で逮捕し、発表した。福島県警によると、千葉容疑者は「性的欲求を満たすためだった」と話し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は、7日午後10時35分ごろ、福島県富岡町のホテルで女湯の脱衣所に侵入したというもの。 入浴を終えて脱衣所で身支度していた10代の女性宿泊客が男がいるのに気づいて声をかけると、逃走したという。通報を受けた双葉署が調べたところ、ホテルに宿泊していた千葉容疑者が浮上したという。 福島県警では被災地のパトロールのため、全国から出向した警察官による「ウルトラ警察隊」が活動しているが、千葉容疑者はそれとは別で、北海道警が独自に警備任務で短期派遣していた。ホテルには同僚らも泊まっていたという。 北海道警監察官室は「福島県警で捜査中の事案であり、判明した事実について、厳正に対処します」とコメントした。(波多野陽)

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