「首まで埋められて…」異色芸人チャンス大城の“異色すぎる”経験 生き埋めにされた壮絶過去

今年のR-1グランプリで悲願の決勝初進出を決めた“カルト芸人”チャンス大城(50)が9日、カンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西ローカル)に出演。生き埋めに遭った壮絶な過去を告白した。 1989年、中学3年で、1歳年齢をごまかしてNSC(吉本総合芸能学院)へ入学。NSC大阪8期では千原兄弟、FUJIWARAらと同期だったが、途中でやめ、その後、定時制高校へ通い、4年後、再びNSCへ入学(13期)し、芸人デビューした。 この日、同期の千原せいじ(55)藤本敏史(54)と、東京進出後の盟友、永野(50)も出演。座高はせいじとほぼ同じだが、身長は162センチ。「股下が56センチしかなくて、検索したら平均年齢9歳って」と笑わせ、“9歳の股下”アピールで、いきなりシュールに攻めた。 チャンスは15歳以上のNSCに14歳で最初の入学。同期のせいじから「エロ本、読みに来い」と家に誘われ、夢中になっていたという。そんなチャンスに、せいじは「おまえ、その執念忘れんなよ」と“金言”を授けたそうで、「お笑いもそれぐらい頑張れと」励まされたと受け取った。 しかし、NSCは途中退学し、昼間は建築業で働き、夜に定時制高校へ通う日々に。高校で、後にコンビ「ビッグママ」を組む和田英雄と出会い、和田とともに働いていた。日当1万円を受け取り、高校に行く流れだったが、「毎日、悪い先輩(グループ)から(日当の)1万円取り上げられて」いたと明かした。 その先輩グループは他にも悪事を働き「逮捕状が出ていた」そうで、災難を避けるべく、チャンスらは友人の家に「かくまってもらっていた」が、ある時、夜中にコンビニへ行こうと扉を開けると「真夜中にヤンキー車が。(先輩らは)まだ逮捕されてなかったんですよ」。先輩らに「おまえら、仲間ちゃうんか?」と脅され連行され、山中に到着。穴を掘らされ、その穴に埋められたという。 「首まで埋められて、最後に凝固剤で固められて」 和田は正座したまま。その後、先輩らは和田を連れて車で移動。深夜、肝試しにきたカップルに「助けて」と呼びかけるも、「生首と思ったのかギャーって帰って」。真夏で脱水症状のようになり眠ってしまったといい、気づけば太陽が昇っていた。 「助けてくれー」と叫んでみると、こだまのように「助けてくれー」。確認すると、向かい側の山に、同じように和田が埋められていたことも分かった。 通りがかった軽トラックを運転していた男性に助けられ、和田も救出へ。過酷経験を乗り越え、翌年、NSCへ再入学し、和田とコンビ結成に至ったと振り返っていた。

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