去年9月、各務原市の80代の女性が市役所や金融機関の職員を装った女に、現金をだまし取られた事件で、キャッシュカードを盗み、現金50万円を引き出したとして、受け子兼出し子の女が11日、逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、埼玉県川越市のアルバイトの女(20)です。 警察によりますと、女は、去年9月25日、市役所や金融機関の職員になりすまし、各務原市に住む80代の女性から現金50万円をだまし取った疑いが持たれています。 女は、仲間と共謀して、各務原市の80代の女性の自宅に電話をかけ、「還付金を振り込みたい。キャッシュカードを交換する必要がある」などとうそをいい、その後、女性の自宅を訪れて、キャッシュカードを盗み、ATMで現金を引き出したとされています。 調べに対し、女は容疑を認めていて、警察は共謀したとみられる仲間の行方についても捜査しています。