山口の「闇バイト」強盗致傷事件、37歳容疑者を逮捕 リーダー格か

昨年3月に山口県下松市であった強盗致傷事件で、下松署は12日、住所不定、自称自営業今井裕治容疑者(37)を強盗致傷などの疑いで逮捕した。「身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。この事件ではSNSの「闇バイト」に応募した茨城県神栖市の少年ら4人が逮捕されており、同容疑者はグループのリーダー格とみられるという。 署によると、同容疑者は昨年3月12日、広島市の男=強盗致傷罪などで起訴=らと共謀して下松市の事務所に侵入。男性(当時60)をバールで殴るなどして1カ月のけがを負わせ、現金約540万円などを奪った疑いがある。同容疑者は、事務所に侵入する実行役らに行動を指示していたとみられるという。 同容疑者は昨年、闇バイトに応募した男らと共謀し、会社社長が住む大阪市のマンションの共用部にバールを持って侵入したとして邸宅侵入容疑で大阪府警に逮捕され、起訴されている。

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