去年 過去最悪の被害 うそ電話・SNS型詐欺 県警と金融機関が連携し被害防止へ 鹿児島

2024年、過去最悪となった詐欺被害を防ぐ手立てはないのかー。県警と金融機関などが被害防止のための連携強化に乗り出しています。 県警や県内の金融機関などの約40人が参加し話し合われたのは、2024年、県内で約21億円もの被害を出したうそ電話やSNS型詐欺への対応です。 【県警生活安全企画課・池貴博課長補佐】 「犯行グループ・トクリュウグループからするとおいしいビジネスモデルの形になってきている」 県警と鹿児島財務事務所は金融機関に対し、詐欺が疑われる入出金などのモニタリングや店舗内での警戒強化を求めていて、積極的な情報提供を呼びかけています。 13日の会合では金融機関の担当者から、どのような兆候が見られた場合に口座凍結を判断して良いのかなどの意見があがりました。 【県警組織犯罪対策課・松薗豊課長補佐】 「金融機関におけるモニタリングでですね、被害を早期に検知して頂いて、そして警察と連携して被害を抑止する、そして捜査を早期に開始するということに非常に意義が高いと感じてます」 県警によると最近、偽の逮捕状や見積書の画像を送り、信頼させる手口が広がっているということです。

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