未成年少女へわいせつ行為 県内公立学校の男性教諭を懲戒免職 佐賀県教育委員会

佐賀県教育委員会は13日、県内の18歳未満の女性にわいせつな行為をしたとして、県内の市町立学校の男性教諭を懲戒免職処分にした。被害者の特定につながるとして、教諭の名前や年齢、被害女性との関係、発覚の経緯、逮捕の有無などの一切を公表していない。 県教委によると、男性教諭は本年度、女性の上半身を触るわいせつな行為をした。事態を把握した県教委が県警に通報した。 県教委の聞き取りに、男性教諭はわいせつ行為を認めた上で「少女および保護者に心よりおわびする。公務員としての信用を失墜し、関係機関に多大なるご迷惑をかけた」などと話しているという。管理監督が不十分だったとして、男性教諭が勤める学校の校長を文書訓告にした。 懲戒免職は本年度4件目。県教委は、再発防止策として、各市町の教育長と県立学校の校長宛てに、綱紀粛正の通知を出した。甲斐直美教育長は「県民の信頼回復のため、職員一人一人の自覚を強く促し、服務規律の徹底に全力を挙げて取り組む」とコメントを発表した。(上田遊知)

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