名古屋市緑区で女性が車にひき逃げされ、死亡した事件で、逮捕された男が現場から離れた名古屋市外へ逃走を図ったとみられることがわかりました。 警察によりますと、会社員の齋藤晟将(さいとう・せいま)容疑者(25)は、15日未明、酒気帯び状態で車を運転し、緑区内の市道で、近くに住む木下晶子(きのした・あきこ)さん(58)をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 容疑を認めているということです。 木下さんは、近くのコンビニの駐車場に倒れた状態で見つかっていて、はねられてから少なくとも100メートルは引きずられたとみられています。 捜査関係者によりますと、齋藤容疑者の車は、自宅のある緑区ではなく、名古屋市外で故障した状態で見つかっていて、警察は、現場から離れた場所へ逃走を図ったとみて調べています。