JR長野駅前の3人殺傷事件で、再逮捕された男は、事件のおよそ1年前から無職だったことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。 大けがをした男性への殺人未遂の疑いで15日に再逮捕された、長野市の無職・矢口雄資(やぐち・ゆうすけ)容疑者は17日午前、身柄を検察庁に送られました。 事件は1月22日の午後8時過ぎ、JR長野駅前で男女3人が刃物で襲われたもので、いずれも長野市に住む49歳の男性会社員が死亡、男女2人が重軽傷を負いました。 矢口容疑者は黙秘を続けていますが、その後の調べで矢口容疑者が、およそ1年前から無職だったことが新たにわかりました。 過去には県外で働くなど職を転々とし、解雇されたこともあったということです。 矢口容疑者は生活に困窮していたとみられ、警察が動機などを調べています。