みずほ銀行でも貸金庫で窃盗の疑い 行員が関与か、金融庁に報告

みずほ銀行の貸金庫から顧客の金品などが盗まれた疑いのあることがわかった。同行が金融庁に報告した。関係者によると、行員が関わっていたとみられる。三菱UFJ銀行で支店にいた元行員が逮捕された事件に続き、貸金庫をめぐるメガバンクの不祥事が明らかになれば、貸金庫ビジネスに対する信頼が大きく揺らぎそうだ。 関係者によると、みずほ銀は、三菱UFJ銀の事件が発覚した昨秋以降に、金融庁に過去に貸金庫で窃盗があったことを報告していた。過去5年以内に起きたとみられるが、被害の規模やどこの行員が関与していたかなど詳しいことは明らかになっていない。 みずほ銀は今年1月から、全国の支店で貸金庫サービスの新規受け付けを原則停止。既存の利用者にはサービスを続けるが、新店舗を出す際にも貸金庫は原則設けない方針を打ち出していた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加