徳之島の伊仙町で保育士の女性が殺害された事件で鹿児島地方検察庁は、逮捕された男子高校生(18)の刑事責任能力を調べるため鑑定留置を始めました。 この事件は2024年11月、伊仙町佐弁の住宅に侵入し、住人の菊池房子さんを刃物のようなもので刺すなどし殺害したとして、男子高校生(18)が逮捕されたものです。 警察によりますと菊池さんに着衣の乱れはなく、上半身には鋭利なものによる刺し傷などが複数あったということです。2人には面識があり、男子高校生は「包丁で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めています。 鹿児島地方検察庁は、男子高校生の刑事責任能力の有無などを調べるため19日から鑑定留置を行っています。期間は2025年5月中旬ごろまでを予定しているということです。