「再発防止命令」が出されたにも関わらず、飲食店などにしめ縄を買うよう要求した疑いで暴力団員が逮捕された事件で、警察が、事務所を家宅捜索しました。 荒木颯太記者 「午後１時半です。福島連合の事務所に北海道警の捜査員が家宅捜索に入ります」 家宅捜索を受けたのは札幌市中央区にある「六代目山口組三代目弘道会二代目福島連合」の事務所です。 福島連合構成員の三浦昭三容疑者は2024年12月、公安委員会から「再発防止命令」が出されていたにも関わらず滝川市の飲食店などに正月飾りのしめ縄を1万円で買うよう要求した疑いで18日に逮捕されました。 三浦容疑者は2024年1月に別の恐喝事件で逮捕されたことで、2024年4月から「再発防止命令」が出されていました。 調べに対し、黙秘しているということです。 警察は、売り上げが「みかじめ料」として暴力団の資金源になっていたとみて調べています。