「遺体は川に浮かんでいた」海外エアライン勤務の27歳女性が「怪死」、一体何が…? 被害者の“男友達”が注目された時代背景

「スチュワーデス」という用語があった。現在は客室乗務員やキャビン・アテンダント(CA)などと呼ばれ、旅客航空便で接客する職員のことだが、戦後、飛行機旅行が一般化する前、それは職業女性の「トップレディー」とされ、あこがれの対象だった。 今回取り上げる事件は、結果的にその用語を広めるのに一役買ったといえるのかもしれない。事件の印象を現在に伝える主な原動力は、全盛時代幕開けの週刊誌だった。それから66年、事件で露呈したさまざまな課題は解決したといえるのだろうか。 当時の新聞記事は見出しはそのまま、本文は適宜書き換え、要約する。文中いまは使われない差別語、不快用語が登場するほか、敬称は省略する。(全3回の1回目/ 続き を読む) ◇◇◇

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