新潟・聖籠死体遺棄、再逮捕は被害者知人でリフォーム業33歳男 空き家敷地に埋めた疑い

新潟県聖籠町の空き家敷地内の地中から昨年12月、新潟市の小杉英雄さん=行方不明当時(78)=の遺体が見つかった事件で、新潟県警の捜査本部は25日、死体遺棄の疑いで、新潟県阿賀町京ノ瀬、リフォーム業、小山大輔容疑者(33)を再逮捕したと発表した。捜査本部は、容疑の認否について、今後の捜査に支障があるとして明らかにしなかった。今後、男性が死亡した経緯などについても詳しく調べる。 逮捕容疑は、2024年10月26日、小杉さんの遺体を聖籠町次第浜の空き家敷地の地中に埋めたとしている。小山容疑者は小杉さんの知人だった。捜査本部は、小杉さんが死亡したのは同月中旬とみて調べを進めている。 小山容疑者は同年10月15日から22日にかけて、別の男と共謀し、小杉さんの金融機関の口座から計3回にわたって現金計約345万円を不正に引き出したとする詐欺などの疑いで逮捕、起訴されている。 小杉さんは昨年10月中旬ごろから行方不明となり、親族が同月21日、同署に行方不明届を出した。その後の捜査の過程で空き家周辺に遺棄された疑いが強まり、昨年12月16日に捜索したところ遺体を発見。県警は同17日に捜査本部を設置した。 県警の阿部吉晴刑事部長は「今後も幅広く捜査を進め、小杉さんの無念を晴らしたい」と語った。

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