画面が割れたスマホを持ち歩き、わざと交通事故を起こして修理代を請求していた疑いのある男が逮捕されました。 船引とわ記者: 「午前8時すぎです。容疑者の男が警察官に連れられて自宅から出てきました」 詐欺の疑いで逮捕されたのは、袋井市川井に住む自称派遣社員の男(52)です。 男は去年10月菊川市内で、77歳女性が運転する軽乗用車にわざとぶつかる交通事故を起こし、あらかじめ用意していた画面の割れたスマートフォンを女性に見せて賠償金を請求。 現金およそ18万円をだまし取った疑いが持たれています。 男の自宅からは今回の犯行に使われたとみられるスマホの他、故障している携帯が5台押収されました。 警察によりますと、男が被害者となる物損事故が県西部地区で複数回確認されていることを不審に思った保険会社の職員が、警察に相談し事件が発覚しました。 男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は男に余罪があるとみて、捜査を進めています。