空き巣を繰り返していた疑いでベトナム国籍の男3人組が逮捕された事件で、関わったとされる事件が計47件、被害総額は約1200万円以上に上ることがわかりました。 いずれもベトナム国籍の住所不定、自称不用品回収業で同僚の24歳から31歳の男3人は去年6月、北海道千歳市内の住宅に侵入し、現金7万円と印鑑などを盗んだとして、去年8月に住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されました。 去年6月に雨竜町の農業の男性宅から現金約260万円を盗んだ疑いで全員が再逮捕。2023年12月に長沼町の住宅から現金約370万円盗み出した疑いでも、男2人が再び逮捕されていました。 警察の調べによりますと、男3人は2023年から去年6月にかけ、北海道内の複数の市町村で住居侵入・窃盗事件22件を含む計47件に関与し、被害総額が約1216万円相当に上ることが分かりました。 3人は移動に車を使い「見張り役」など役割を分担していました。現金のほか貴金属や時計などを盗み出していて、農家が複数被害に遭っていました。 調べに3人はいずれの事件も容疑を認めていて、「盗んだ現金は生活費に使っていた。郊外の家人不在の住宅を狙った」と話しています。