加賀町署は26日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、大阪市西成区、無職の男(72)を逮捕した。 逮捕容疑は、2020年10月26日、横浜市中区役所で架空の人物になりすまして生活保護を申請するため、偽造した書類を担当職員に提出し、21年1月4日から22年1月5日までの間、13回にわたり生活保護費計約189万円をだまし取った、としている。 署によると、男は「間違いない」と供述、容疑を認めている。 男は申請時に「本籍は忘れた」などと話しており、身分証なども持っていなかった。昨年2月に同区役所からの告訴状を受理し、署が捜査していた。