岡山市は27日、高校女子トイレに侵入したとして、市北区中央福祉事務所副主査の男性職員(42)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。 市によると、職員は2日午後4時ごろ、同市中区の高校女子トイレに侵入し、岡山中央署に建造物侵入の容疑で現行犯逮捕された。その後釈放され、任意の捜査が続いている。職員は市の聞き取りに対し「学校関係者や市に迷惑をかけ、おわび申し上げる」と話しているという。 市の懲戒処分は2024年度6件目で、市役所で記者会見した宮本典子人事課長は「不祥事撲滅に取り組んでいる中起きた事案で、重く受け止めている」と述べた。 市は、管理監督責任で同事務所長を口頭注意した。