大船質店強盗 回収役の男に執行猶予付き有罪判決

去年9月、JR大船駅近くの質店で起きた強盗事件で逮捕された回収役の男の裁判。横浜地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 起訴状などによりますと盗品等運搬などの罪で起訴された大阪市居住の池田崇被告40歳は、去年9月JR大船駅近くの質店で奪われた腕時計2個を犯罪行為による被害品と知りながら鎌倉市内の路上で受け取り運搬した罪に問われていました。 27日の裁判で横浜地裁の倉知泰久裁判官は「強盗事件の被害品と知らなかったにせよ犯罪収益に当たるものを受け取り運ぶ仕事だと認識していた」と指摘。 そのうえで「高額な報酬を提示され犯行に加担したことは強く非難されるべきで被告人の刑事責任を軽視することはできない」述べました。 一方で、「借金返済のために犯行にいたったことを踏まえ、借金を清算するなどと述べて反省の態度を示している」などとして懲役2年に執行猶予3年、罰金50万円とする有罪判決を言い渡しました。

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